Summary for ライター三上@仕事場
[ 06/15 01:56:00 ]

問い合わせがポツポツ来ているので、秋葉原通り魔事件の犯人が書いたと思われる携帯掲示板の画像をあげておきます。究極交流掲示板(改)という掲示板サイトで、パソコンからは表示できないものです。
なお裏は取れていませんので、本当に犯人の書き込みなのかはわかりません。あくまで書き込みの内容から見て、犯人のようだ、というだけですのでお間違いのないようにお願いします。
11時55分:読売オンラインの報道によれば、掲示板に書き込みしたことを認めているそうです。下記の参考記事2をどうぞ。

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急いで撮影したものなので、切抜きがいい加減です。ゴメンナサイ。
とりあえず画像だけ上げます。背景説明は後ほど。お急ぎの方は電話でどうぞ。

参考記事1:読売オンライン
秋葉原大量殺傷事件:携帯サイトで殺人予告?の画像
参考記事2:読売オンライン
「秋葉原で人を殺します」加藤容疑者、ネット掲示板に予告


最初の書き込みは午前5時21分。「秋葉原で人を殺します」というタイトルで、 「車でつっこんで、車が使えなくなったらナイフを使います みんなさようなら」と書いている。かなり具体的かつ、事件とそっくりの予告だ。もしこれが犯人の書き込みだとすれば、衝動的ではなく、事前に準備しての犯行だったのかもしれない。
また親記事(スレッド)として1から書き始めている。親記事から書き始めたところを見ると、この究極交流掲示板(改)という掲示板を普段から見ていたか、書き込んでいた可能性がある。


5時21分「ねむい」、5時34分「頭痛が治らなかった」、5時35分「しかも、予報が雨」と書き込み。犯行までの時間は、犯人だけで書き込んでおり、他の人からと思われる書き込みはない。反応なしでも書き続けているのが不気味だ。


続いて5時44分に「途中でつかまるのが一番しょぼいパターンかな」と、犯行について予測を書き込み。途中でつかまるのがしょぼい、と書くところを見ると、大きな事件として注目されたい、事件として大きく報道されたいという思いがあるようだ。劇場型に近い犯罪なのかもしれない。


ここからが謎なのだが、誰も相手がいないのに、自分の心情を淡々と書き始めている。「いい人を演じるのにはなれている みんな簡単に騙される」「大人には評判の良い子だった 大人には」。一部の報道によれば、犯人は中学時代は優等生だったとのことだ。


自分の心情を吐露するのが続く。「友達は、できないよね」「ほんの数人、こんな俺に長いことつきあってくれてた奴らがいる」と、友達のことを書いている。


「全員一斉送信でメールをくれる そのメンバーの中にまだ入っていることが、少し嬉しかった」と、グループでのメール交換(もしくはメーリングリスト)が、心の支えだったことを書いている。


ここからは出発から到着までのリアルタイム進行になるようだ。6時10分「使う予定の道路が封鎖中か やっぱり、全てが俺の邪魔をする」、そして6時31分に「時間だ でかけよう」と出発の書き込み。


出発にあたって「頭痛との闘いになりそうだ」「雨とも」「時間とも」と書いた後に、絵文字の笑いマークと、もう一つ不明な絵文字(表示できていない)。


最初は電車移動だったのか、7時12分に「一本早い電車に乗れてしまった」。18番目の「18ゲット」は、他の人からの書き込みである可能性あり。7時24分に「30分余ってるぜ」と書いていることを見ると、8時からレンタカーを借りる予定にしていたのだろうか。


7時30分に「これは酷い雨 全部完璧に準備したのに」。レンタカーを待っているのだろうか?


「まあいいや 規模が小さくても、雨天決行」、9時41分には「晴れればいいな」、9時48分に「神奈川入って休憩 いまのとこ順調かな」と書いている。クルマとサービスチェンジからの書き込みか?


「24ゲット」は他の人からの書き込みか、もしくは18で書いた人に対する、犯人自身のレスなのか? 10時53分に「酷い渋滞 時間までに着くかしら」。東京に入って渋滞がひどくなったのか?


11時7分に「渋谷ひどい」と渋滞の様子を書き込み、11時17分に「こっちは晴れてるね」、11時45分に「秋葉原ついた」と書いている。誰も書き込んでいないのに、反応がないのに、リアルタイムで状況を知らせているのは不気味だ。


11時45分に「今日は歩行者天国の日だよね」、12時10分に「時間です」で最後の書き込みになる。
10時53分に「時間までに着くかしら」と書いているところを見ると、歩行者天国が12時スタートだと考え、それに間に合うように秋葉原に来たと思われる。15分前には到着して、どこかにトラックを止めたまま待ち、12時10分に犯行に至ったのだろう。


13時6分からは、他のユーザーからの書き込みだ。「編集おつ」は、事件を見て誰かが捏造したのではないか、という突っ込み。犯人の書き込みかどうかは、裏が取れていないので不明。あくまで状況証拠として「殺害予告のようだ」ということなのでご注意を。


事件の報道を見たユーザーからの書き込み。この後は、延々とユーザーからの書き込みが続いている。

参考記事3:スポニチ
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20080609003.html
容疑者“具体的”書き込み?「秋葉原ついた」
 秋葉原の無差別殺傷事件当日の早朝から正午すぎにかけ、インターネットの携帯電話サイトの掲示板に「秋葉原で人を殺します 車でつっこんで、車が使えなくなったらナイフを使います」などの書き込みがあることが9日、分かった。

 誰が書き込んだか不明だが、内容や時間経過は実際の事件とほぼ符合。警視庁万世橋署捜査本部は、殺人未遂の現行犯で逮捕した派遣社員加藤智大容疑者(25)=静岡県裾野市=が犯行を予告した可能性もあるとみて、関連を調べている。

 掲示板の書き込みは、8日午前5時21分の「秋葉原で人を殺します」との内容でスタート。「途中で捕まるのが一番しょぼいパターンかな」などと続き、6時31分には「時間だ 出かけよう」。

 「神奈川入って休憩」(9時48分)、「秋葉原ついた」「今日は歩行者天国だよね?」(11時45分)などと書き込みは頻繁に続き、午後0時10分には「時間です」と記されている。

 事件は午後0時半ごろ発生。調べでは、加藤容疑者は午前8時ごろ静岡県沼津市内でレンタカーを借り、裾野インターから東名高速を使ったなどと話しているという。

 午前7時47分の書き込みには「雨天決行」の文言もある。裾野市周辺は8日朝、弱い雨が降っていたという。


[ 06/14 04:01:00 ]
災害伝言板

 6月14日8時43分に起きた岩手南部・宮城北部の大地震での、携帯電話のサービス状況をまとめます。各社への問い合わせでわかったものです。詳しい記事は読売オンラインの「サイバー護身術」にアップします。よろしければ下記の記事も参照してください。
巨大地震に備える:災害時に携帯電話を使う5つのポイント(読売オンライン)

 右の画像は、iモード災害伝言板の例。携帯電話や一般電話はかかりにくくなっているので、各携帯電話会社の災害伝言板で安否を確認するようにしたい。電話番号だけで登録・確認でき、他社の携帯電話でもリンクを通じて確認できる。被災地にいる人も、できるだけ災害伝言板に安否を登録しておこう。

●NTTドコモ 14日11時現在
 宮城県栗原市(旧栗駒町)と花山村で3局の基地局がダウン。また秋田県湯沢市でも1局の基地局がダウン。いずれも伝送路障害のため。また他の基地局でも、停電によって非常用電源に切り替わっているところがある。そのため停電が続くようだと、非常用電源があがってしまいさらにダウンする基地局が増える可能性あり。

●au(KDDI) 14日10時30分現在
 震源地付近を中心に、10局程度の基地局に障害が発生。基地局ダウンやサービス中断かどうかは現在調査中。


●ソフトバンク 14日11時現在
 宮城県栗原市、岩手県北上市の一部で障害が発生している。基地局の状況は調査中。

●各社の発信規制
 NTTドコモでは14日10時現在で宮城県・岩手県において、FOMAとmovaで87.5%の発信規制。auでは宮城・岩手・青森の3県で、地震直後に最大80%の発信規制がかかったが、現在は緩和されてきている。ソフトバンクでは3Gで最大70%の発信規制がかかったが、11時にはすでに解除されている。

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●災害伝言板
 8時49分にiモードの災害伝言板を運用開始。他社の災害伝言板も稼動中。音声電話はかかりにくくなっているので、ケータイサイトの災害伝言板を利用したい。各社のトップページにリンクが張られている。


[ 05/10 05:30:09 ]

まったくの個人的メモ。
固定ページで、特定カテゴリの記事一覧・抜粋を作る。
抜粋表示の文字数をコントロールする
を参考にするも、HTMLタグを読まないので使えず。

抜粋プラグイン「WP Limit Posts Automatically」の機能を
function.phpに定義して使ってみることにする。


[ 11/10 15:00:00 ]

(11月11日追記)
NTTドコモの新しい買い方である「バリューコース」「ベーシックコース」については、日経トレンディネットで分析しました。よろしければご覧下さい。
NTTドコモの905iが頭金ゼロで買える!? プランによる損得を含め、新料金プランを徹底検証!

なおauの新しい買い方・料金である「フルサポートコース」と「シンプルコース」についても、日経トレンディネットに分析記事を書いています。

auの新プランで主流になると思われる「フルサポートコース」を徹底的にチェック!
auの新料金プラン「シンプルコース」は本当におトク? 利用シーンを想定して料金を徹底検証!

=========
 2007年10月26日のNTTドコモ社長記者会見で、ドコモの新料金・端末購入方法変更の発表がありました。ソフトバンクのスーパーボーナス、auの買い方セレクトに続き、NTTドコモも「端末購入方法と料金をリンクさせる」ことを始めたのです。

わかんない。本当にわからない。

 この新料金は、1か月ほど前から出る出ると言われてきました。ソフトバンクの「新スーパーボーナス」やauの「買い方セレクト」が難解だったので、ドコモは単純でわかりやすい方法にしてくれるのでは?と期待していました。

バリュープラン
 ところが残念なことに期待ハズレ。またもや訳のわからない仕組みになってしまっています。いや仕組み自体は、それほど難しくないのかもしれません。
 ユーザーにとって最大の興味である「どれが安いのか?」「今までと比べて安いのか、高いのか?」「どれが得なのか?」ということが、全然分からないんです。推測と予想を交えた上で、2つのコースを見てみます(暫定版です。記者会見と広報に聞いた話だけをベースにした推測記事ですので、間違った内容を含んでいる可能性があります)。

バリューコースとベーシックコースの無理矢理概要

 10月26日に発表された「バリューコース」と「ベーシックコース」は、11月1日に発表される905iシリーズ以降の新製品から投入される端末の買い方です。905i以降のケータイを買うには、どちらかを選ぶ必要があります。各コースの内容は、インプレスさんの記事をご覧ください。
ドコモ、端末価格で月額利用料が変わる新販売方式
といっても、記者発表のままですので、正直よくわからないでしょう。ものすごーくぶっちゃけて言うと、こんな感じです。

バリューコース:端末は今より高くするぜー。その代わり、料金安くすっから、ヨロシク。

ベーシックコース:端末は、たぶん今と同じ価格だぜー。でも、2年は続けて使い続けろ!(あんまりヤル気なし)


予想がかなり混じってますが、こんな線で正解だと思います。中村社長が会見で言っていましたが「バリューコースを強く押したい。半分以上にしたい」とのこと。つまりベーシックコースを売る気はあまりないんです。実際のところ、得なコースとは言えません。

ベーシックコースの端末実売価格は従来と同レベル?

 ベーシックコースの公式な表記は以下の通りです。

ベーシックコース
基本使用料は従来通りで、端末の初期費用を抑えたコース
■端末購入価格を15,750円割引
■2年間のご利用が前提
■従来料の料金プランを適用

「15,750円割引」を見ると、従来よりも安くなるように感じますが、実際はそうではありません。従来よりも高い定価が設定され、そこから15,750円割引となります。それで実際の端末価格の予想を、広報の方に聞くと「店頭に出てみないとわかりませんが、割引後で従来の価格に近い線になるのではないか?」とのこと。ベーシックコースは販売奨励金が従来通りあるスキームですから、価格は同じ程度になるのでしょう(これ、まったくの見込みです。905iが店頭に並んでみないと正確なことは言えません)。

 ベーシックコースは、なんだか色々書いてありますが、ぶっちゃけ
端末:従来と同じ程度
料金:従来と同じ
縛り:2年
になるものだと考えていいでしょう。

 ただし2年以内に機種変更すると、ペナルティとして解約料を取られます。
ベーシック解除料
1ヶ月目:15,120円
2か月目以降:1か月ごとに630円ずつ低減
ちょっとキツイですね。「2年は機種変更できない」と覚悟したほうがいいかもしれません。

バリューコースの料金割引額は実質「840円」

 メインとなるバリューコースを見てみます。まず端末価格ですが、ベーシックコースに比べて15,750円高くなると予想されます(ベーシックコースでの割引額が15,750円のため)。ベーシックコースでの端末価格は、従来と同レベルになると考えれば、

バリューコースの端末価格:従来より15,750円高い(予想)

と考えられます。1万5千円高い端末を買うわけですが、それに対して3つのメリットを用意しています。
バリューコース

●基本料が840円安くなる(ひとりでも割★50、ファミ割★MAX50)
公式には基本使用料が1,680円安くなります。しかし実際には、基本使用料が50%OFFになる割引プランがありますから、「従来より基本料が840円安くなる」と考えるのが正解です。

●期間を限定せず、永遠に840円安くなる
ここが注目ポイント。840円安くなった基本料は、永遠に続くのです。2年のローンが終わった後でも続きます。似たようなサービスとしてソフトバンクの「新スーパーボーナス特別割引」がありますが、こちらは24ヶ月でストップします。単純に割引期間だけ見れば、ドコモのほうが優れています(他の条件があるため全体比較はできない)。

●24回払い・12回払いのローンが可能(手数料・金利ゼロ)
割賦制度を導入し、24回払いと12回払い、手数料・金利ゼロで購入できます。このローン払い額は次のような特徴があります。
・ローン払い額はNTTドコモが決定し全国統一となる(NTTドコモ広報による)
・適宜見直しされる(NTTドコモ広報による)
・頭金は販売店に任される
ソフトバンク・新スーパーボーナスとの違いは、頭金にあります。新スーパーボーナスは頭金ゼロ円が基本ですが、NTTドコモ・バリューコースはそうではないようです。新製品であれば頭金は発生することになりそうです(あくまで予想)。
 たとえば頭金12,800円、月額ローン840円、といったスタイルでしょうか。

2年以上使うなら絶対的にお得

 バリューコースの割引は、2年を過ぎても続きます。そのため同じ端末を2年以上続けるのであれば絶対的にお得です。プランSSなら、月額基本料はわずか1,050円で、無料通話1,050円。プランMになると、月額基本料2,625円で、無料通話4,200円になるのです(いずれもファミ割MAX50、ひとりでも割50適用の場合)。基本料を大きく超える無料通話があって、通話料も安いのですから最強でしょう。
 同じケータイをずーっと使い続ける人にとっては、理想的なしくみです。

頭金&ローンがわからないので高いか安いか不明

 ところが、バリューコースの頭金がいくらなのか、ローン払い額がいくらなのか、という重要ポイントが現時点では不明です。ショップによって異なるため一概に言えないとのことですが、それ以上にしくみがフィックスしていないという理由もありそうです。

 905iシリーズは11月1日に発表されますが、その時点でもローン額は発表できない模様です(ドコモ関係者による)。頭金とローンの金額がわかるのは、発売予定である11月26日の直前となりそうです。

 バリューコースの損得勘定は、以下のデータがないとわかりません。
・端末の定価(店頭価格)
・頭金
・ローン払い額
これと毎月の割引額(1,680円、実質的には840円)を比較しないと、従来方式との違い、ベーシックコースとの違いが出てこないのです。冒頭に「わからない」と書いたのは、これが理由です。

 ただし類推できることはあります。

・バリューコースの端末は、ベーシックコースより15,750円高い
・基本料半額割引でのバリューコース割引額は、1か月840円
・上記の割引を、2年間で計算すると840×24ヶ月=20,160円

表面的ではありますが、2年間使うのならバリューコースのほうが得になりそうです。1年未満で機種変更する人は計算していないのでわかりませんが、2年前後使うのであれば、バリューコースにするのがよさそうです。

しかしまあ、なんとも難しいものを出してくるもんです。

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こんなことなら、今までの端末価格・料金体系のほうが、ずっといいですよね。意味不明で安いか高いかわからないものを買うより、多少高くても納得して払いたいものです。今回のドコモ新料金については、もうちょっと詳しく分析・調査した上で、他のWebにアップするつもりでいます。この記事は、とりあえず暫定版であることをご承知おきください。


[ 11/10 15:00:00 ]

(11月11日追記)
NTTドコモの新しい買い方である「バリューコース」「ベーシックコース」については、日経トレンディネットで分析しました。よろしければご覧下さい。
NTTドコモの905iが頭金ゼロで買える!? プランによる損得を含め、新料金プランを徹底検証!

なおauの新しい買い方・料金である「フルサポートコース」と「シンプルコース」についても、日経トレンディネットに分析記事を書いています。

auの新プランで主流になると思われる「フルサポートコース」を徹底的にチェック!
auの新料金プラン「シンプルコース」は本当におトク? 利用シーンを想定して料金を徹底検証!

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 2007年10月4日に、auが携帯電話端末の購入方法を変える「au買い方セレクト」を発表しました。すでに各所で詳しく解説されていますが、「シンプルコース」の料金を分析したので、簡単にまとめておきます(詳しくは後日、日経デジタルARENAに掲載される予定です)。

従来料金とシンプルプランを比較

 au買い方セレクトでは、2つのコースがあります。
・フルサポートコース
従来と同じような端末価格・従来通りの料金、端末は2年継続利用が原則
・シンプルコース(シンプルプラン
端末は2万円ほど高いが、料金が「低廉になる」とされる

 このうちシンプルコースは、いわゆる分離プランにあたるもので、販売奨励金を減らし(ゼロではないが)、毎月のケータイ料金を下げようというもの。このコースには「シンプルプランS」と「シンプルプランL」という2つの基本プランが新設されました。

●シンプルオレンジS
月額 1,050円、通話料 15.75円/30秒
●シンプルオレンジL
月額 2,625円、通話料 10.5円/1分
●加入条件
au機種変更・新規契約時にシンプルコースを選んだ場合。もしくはフルサポートコースで2年以上同じ機種を使った場合

 シンプルコースは端末がおおむね2万円高くなります。その代わり料金が安くなるはずなのですが、本当なのでしょうか。比較グラフを作ってみました。

シンプルプランは安くない

 比較の相手は、従来までのCDMA1X WINの料金で、基本料が50%OFFとなる「誰でも割」を適用したものです。通話分数を基にして、最適な基本プランを選んだと仮定したグラフを作成しています。
 最適なプランを選んだ理想的な料金であり、必ずしも正確な比較ではないことをご承知おきください。青は従来までのプラン(誰でも割)、赤はシンプルプランです(シンプルプランも同様に最適なプランを選択してのグラフ)。

シンプルプラン

 赤のシンプルプランと、青の従来料金(誰でも割)は拮抗しています。抜き抜かれつで、どちらが優勢とも言えません。なんとシンプルプランは安くなかったのです。ケータイライターの石川温さんがKDDI新料金のここが「分かりにくい」「安くない」で指摘されていますが、平均的な利用分数(MOU)である140分前後では、赤のシンプルプランのほうが高くなっています。もっともユーザーが多い利用分数が、高く設定されてしまっているのです。

 これではシンプルプラン(SとL)の魅力は半減します。端末が2万円も高くなるのに、料金が大して変わらない、いや場合によっては高くなってしまうのでは、意味がないからです。

 ただし従来料金では、主要な基本プランだけでも5段階あります。上記のグラフは、この5段階の選択が最適な場合の例です。間違ったプランを選んでしまうと、上記のグラフよりも高くなってしまいます。
 それに対してシンプルプランには、シンプルプランSとシンプルプランLの2段階しかありません。選択ミスが起きにくいので、上記のグラフ通りの料金になる可能性が高くなります。
 料金プランを切り替えるのが面倒、いちいちプランのことを考えたくない、という人には、シンプルプラン(シンプルコース)はちょうどいいかもしれません。

ソフトバンクの対抗プラン「シンプルオレンジ」は?

 これに対抗してソフトバンクも、「シンプルオレンジ」を出しています。

●シンプルオレンジL
月額 2,425円、通話料 10.5円/1分
●シンプルオレンジS
月額 850円、通話料 15.75円/30秒
●加入条件
ソフトバンク3G携帯電話を新規契約または機種変更等で、新スーパーボーナスを使って購入された時(新スーパーボーナス一括も対象)

以下の部分、私の明らかな勘違いで間違いが含まれています(ツッコミでご指摘いただきました、ありがとうございます)。検討し直してから訂正する予定です(10月7日追記)。

 月額基本料をわずかに安くしているのが特徴ですが、もう一つ見逃せない点があります。それは「シンプルオレンジ」のほうが、加入するのに抵抗感がないこと。シンプルオレンジは、新スーパーボーナスで端末を買った場合に加入できます。新スーパーボーナスは、現時点ではソフトバンクの端末販売の主流であり、2年3ヶ月使うのであればとても安く端末を購入できます。
 それに対してauのシンプルプランは、端末が2万円前後高くなる「シンプルコース」を選んだ人か、「フルサポートコース」で同じ機種を2年以上使った人に限られます。加入するのに敷居が高いのです。しかも高い敷居を越えてみたら、大して安くなかった(シンプルプランS、シンプルプランL)ということになりかねません。
 このプランでの比較に限れば、ソフトバンクが対抗で出してきた「シンプルオレンジ」のほうが優れていると思います。


 上で紹介したグラフを見てもわかる通り、auのシンプルプランの料金は、従来料金を意識して作られています。

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従来料金をリバランスして、大きく違わないラインを狙った料金になっているのです。私の推論ですが、auはユーザー一人あたりの収益(ARPU)を、下げたくないのかもしれません。収益を落とさずに、単純で選びやすいプランを作った、それがauのシンプルプランなのでしょう。しかし分離プランなのに、料金が安くならないのでは、分離する意味がないのですが‥



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